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検査に対する自分の考え [つれづれ]

統計も医療も知らない人が検査の検査の適用に言及するのは、それこそが日本の医療そのもので、それが現状と言える。つまりそもそも日本の医療が統計に基づいたような論理的な医療を行ってこなかったということで、ある意味国民を騙していたということ言えば語弊があるだろうか。その原因は医学(臨床)教育であり保健システムにあると自分は考えている。例えばインフルエンザだが、どれだけの人が検査で陽性ならばインフルエンザで陰性ならば違うと思っているだろうか。それこそ統計も医療も知らない人にそう指導しているのは医療者そのものである。だから自分は今闇雲にPCRを!と言う人を責める事はできないと思う。ただしそれが医療者であればちゃんとした教育を受けてこなかったとこっそり思っている。もしPCR検査をアトランダムにやるということの意味があるとすれば、COVID-19の検査前確率を上げるためのデータを取るという目的で行うのはありだと思う。不安の解消のために行う検査は時間と労力とコストの浪費である。自分はもとより、PCR検査の基準は施設や国など大きな所で決めてデータを取るべきではないかと考えている。医師個人に判断を委ねると基準がまちまちになりデータも取れずウィルスに対する人類の進歩を図ることができない。そして、スケールを作成して何点以上であればどの程度診断検査前確率が上がるということをがわかる事は、医療というものの検査の本質を国民に知らしめる機会になるかもしれない。


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このセンスがわからん!


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