承認欲求 [医療]
やはり仕事をしていると、自分の中の承認欲求のようなものは、どうしても存在する。しかしそれぞれの価値観は違い、自分の中で価値のあることが認められないどころか否定されてしまうこともある。医療の仕事というものは際限がない。仕事はいくらでもあるのだ。そして必要だからとやっていたら、どんどんと自分の生活を圧迫していくのだ。つまり自分で自分の仕事の範囲、限界を決めなければいけない。もしくは決めていいものなのだ。これが集団心理になると、いくら守りに入っても、集団内のものはそれが自分達の医療者としての誇りを傷つけることかもしれないことに気づかず、よって傷つかないのだ。誰かの大きな声によって守られてしまうようなのだ。そこでそれに反したことが起こると、それを受け入れることができない。ありていに言えば(患者のために)わざわざ仕事増すヒトは敵。などとなるが( )の部分は見えてか見えてなくてか。主張しても届かないものなのだ。しかしと言うわけで自分は認められないというのもINSIDEOUTを本当に理解していると言えないのかもしれない。
馬の首星雲
患者中心とは(4) [医療]
自分は週1回勤務先外の病院で1日外来をしている。そして昼ご飯を外に食べに行くことにしているのだが、いつものように10時を過ぎたころから患者が増え始める。健診でひっかかって再検査なんてヒトも多い。そんなとき自分は残念ながら昼ご飯を食べにいけるタイミングを測り始める謀り始める。といってもよいかもしれない。
10時30分から検査をだして11時30分に再見なら問題ないのだが、11時半からだと再診察が休憩時間のど真ん中になり、結局外来のブースでパンを食べる羽目になる。それが出来るのが外勤だと思っているのだが、なかなかうまくいかない。いわゆる、ライフワークバランスの1つなのであろうが、たとえば自分の病院だと今日は朝7時半から6時まで息つく暇なく食事も患者さんと患者さんの間で小さなサンドイッチを一つずつ口にするという1にちだったが、まったく苦に思わなかった。不思議なものだ。