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HMEPロールプレイ変法 [指導日記]

頭痛ロールプレイ

最近の学生研修は 

1)頭痛の基本レクチャー→2)その症例に関することQ&A→ 3)PBL4)学生が医師役でロールプレイ5)学生が患者役でロールプレイ

という形式で行っている。

HMEP研修のメインではないとはいえLeaning issue に重点を置いていないとこが反省点

 

今日はわざわざ患者さんの物語を作り、非常にSAHを心配している患者(特に奥さん)と、その症状は典型的な片頭痛なのだが、悪化してきていることからNewHeadacheととらざるを得ない葛藤を体験してもらおうと思った。

患者役学生さんはてても素直で食らい付いてこなかったのでCTは撮らず、2週間後の再診とできました。

学生のうちに身につけるべきことかどうかの疑問はありますが医療に触れるとはこういうことを考えることもあるのではないでしょうか?

 

今日話したことは

・Onset を聴くとき、「その時何していましたか?」

・人生で最大ならばSAHは12%

・一次性雷鳴様頭痛は2次性を否定して初めて診断できる。

・脳が原因でショックにはならない

・総合内科が日本でメジャーにならない訳

・アメリカやオーストラリアでジェンネラリストが多く存在する理由

・alarm HAはSAH3回に1回に生じ、24時間いないに軽快する。

・クッシング現象

・CTがnormalのSAH疑い次どうする?

・鞍上槽 迂回槽 シルビウス裂 脚間槽  あんじょう迂回したシルビア

・死を生むフェシウム 特殊な抗菌薬しか効かない


物語的病歴


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死火山と休火山 [つれづれ]

休火山 死火山


の違いを子供のころ勉強した時、妙な違和感を持ったことを覚えている。


死火山は火山だけど噴火した記録のないもの、だったっけ?火山となっているのだから必ず噴火したことがあるはずなのに、噴火したことがないのが死火山で、活動していて今休んでいるやつが休火山ってなんかおかしい。


 


これと同じ違和感をいろいろなところで味わってきた。


考えていないのに方程式や公式で答えがでる違和感。なぜ問屋というものがわざわざあるのかわからない。


医学生の時の病理は病気のことのはずなのに、顕微鏡上のカタチの事ばかりが大切なことで、どう病気になってその部位がどこの何でどういう切片でなにがどう変化しているか?ということが語られない。


腎臓の疾患の分類が同じ切り口で切られていない。


違う原因なの同じ名前で呼ばれている疾患。またその逆。


そういうものがいろいろ引っかかって受け入れられないのが自分の欠点だったが、50も半ばになり、これからは長所と考えたい。


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吉祥寺 地元の人はジョージとよぶ?


 


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