進歩とは？

実を言うと．自分はエコノミストのフリをしているが、綺麗に整備させられた街が好きである。再整備される前の混沌とした、自己主張の塊のような街はを決して自然な姿見とは認められない。

その街を作るときに先々を考えて作ればよいと考えるが、そうもいかないのが世の中らしい。その時その時の技術や想像力で作られるのだろうが、土地を持つヒトの私欲がぶつかり合い、新しい技術を受け入れるために改造したり、利便性を追加するのは容易なことではないのだろう。東京などは京都よりずっと後に作られ、たにも関わらず市民にとって決して住みやすい構造を成しているとは言えず。住んでいたから言えるのかもしれないが、碁盤の目は少なくとも市民にとっては非常にロケーションを把握しやすい構造になっている。古代中国はやはり偉大だったのかと想像したりする。

今京王電鉄がいつか大工事をやってやろうと必死で土地を買い占めているが、これもまた、開設当初から計画されていたことではないだろう。

では便利とは何であろうか？基本的に便利さや豊かさといったものは相対的なものである。iphoneや自動車やカメラや必ず良くなっていく。また、よくなっていかないと社会が成り立たなくなってきている。そしてよくなったものを見てしまったら、やはりそのほうがよいのである。このことは、資本主義＞社会主義を生み出す根本的な原理のようにも思う。

進まなければ案外幸せなのかもしれないし、知らなければ、その中で生きていくのだろうに、、それが人類の業なのだろうか？

などといってる自分はＦ１のファンである。

昭和的な出店は東京では当然廃止　９／30