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総合内科(病院総合医)不要説 [医療]

ずっと以前のオリンピックだったか期待された千葉すすさんがあまり振るわなくて岩崎恭子さんのへのマスコミのシフトがとても印象的だったの覚えているが、スポーツにしても仕事にしても、評価は期待度との相対的な関係があるように思う。

 

自分の仕事はここまでと枠を作っている人がそこを越えてやるととても感謝されたりする。(その感謝は結構本心だったりする)それは普段本当に働いていなくてもいつの間にか周囲それに慣れてしまうものらしい。あきらめに似たものでかもしれないが。

 

ところで総合診療と言うものはその期待のがいろいろな面で大きい。かといって自分の仕事の枠を作ってしまえば、それは総合診療と言えなくなる。(と考えているのは自分だけだろうか?)期待通りに働こうとして、潰れてしまったりすることも多いと聞く。そしてそれほど感謝されていなかったりもする。きっとそれはそれぞれのヒトが別々の期待を持っているからだろう。

 

そのような総合診療というものを若い医師たちがどう魅力を感じるのだろうか?このあたりの対策は今のところ3つしか想起できない。1)1つはドクターGと言う概念自分たちは何でも受け大事請け負うのではなく、総合的疾患の専門医であるという概念。

2)もう一つはなんでも診るのだが人数によるパワーが増えてライフライフワークバランスやインセンティブがきちんと保たれる保証があること。3)三つ目はある程度の経験を積んだ後、教育のみに専念する資格が与えられることである。

1)は自分の考える総合医療ではなく日本の医療の欠点を補填するものとは思えない2)は今の状況で保証されるためには国が動くべきと考えるが残念ながら文科省より厚労省より、直接力を持っているのは大学と学会と医師会であり、そのどこの利益にもならない。3)に関してはいつになるかわからない。PC学会がそこまで力をもつことがあるのだろうか?というわけで私は常々総合医などという道をとる理由はないと後輩たちに伝

えている。

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