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漁場の肉子ちゃん [感想]

漁場の肉子ちゃん


前評判もたかかったし、子供も観ることができるという触れ込みで今日行ってきた。


ストーリーはとってもシンプル、雰囲気はポストジブリといったところか。肉子という、つきぬけていわゆるよい人あんなにふとった容姿で、人なつっこく、バカっぽいがゆえに、このような完璧な人格が許されるのだろうが、どちらの意味でも現実味がない。作者の「どうだ!」が聞こえて来そうな気もする。そして同じようにほぼ完璧なその子供。完璧じゃないよ、といういいわけがましいエピソードも交えるが、あまりにもありがちな話しがとってつけた感じ。泣かせる演出はたくさんあったし、ジブリ的に忘れられがちな古き良き時代を反映しているが、大人が素直に受け入れられないほどファンタジー化していると思った。


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このくだりいる? [臨床]

今日、ある薬を朝夕2Tずつの処方をした。昼頃処方したので、「昼に2T、夕に2T飲ませてください。明日夜朝夕でのませてください」と指示を出した。しばらくして電話がかかってきて、「昼も飲ませるのですか?」「はいそう書きました。」「昼飲ますと夕なくなりますが」「え?そんなはずないでしょ、朝夕で処方したのだから。」「いえ、夕からの処方になっています。」「え?そうなの?」「はい。」でも飲ませておいて「わかりました。」このくだりいる?なんとこの病院は本日から処方しても朝を過ぎていたら夕からの処方になるらしいと初めて知ったわけだが、「先生、くすり1T足りなくなります。」「え?そうなの?なんで_」でよいのではないだろうか?わざわざそんな回りくどい質問をするのかが、理解できない。何にも考えず、昼夕で飲ませろと指示には書いてあるけど、今日の分1Tしかない。いったいどうしろということなんだろうか?きいてみよう!なんだろうか?1Tたらなく処方してやがるぜ、ちょっとねちっこくいってとっちめてやろうではないと思う。理解出来ない人を理解しようとする。これが働くということか。。。

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何が悲劇をうむのか [つれづれ]

ここまで書いて落ち着いてきたので、漫画はあり。そして必ず感想文を書くそれをしつこく監視する。本はどんなだったと聞いてそれはすごい!と言ってやる。また、ちょっとした本で面白いやつをできるだけ読んで聞かせるということで手を打つ決心をした。


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本読みやめたらまだ読みたいと、、

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機械と臨床 [つれづれ]

臨床の不確定さはすでに受け入れているが、それを受け入れることが若いドクターが医療の領域に入る第一歩ではないかともかんがえている。

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身体所見の考え方の変貌 [今日話したこと]

今日話したこと。身体所見について、自分は臨床カンファレンスなどで身体所見で脾腫がありますと言った人に「それはエコーをやる前にわかったのですか?」などと意地悪な質問をよくするが、たいてい答えは「いえ、あとです。」(笑)となります。自分も腹部エコーをしているとき必ず脾腫があるか身体所見で確かめてからみるようにしていたが、これがなかなか難しい。打診だと少し客観的で、胸郭が大きな人は横隔膜が少しせり上がっているとか、やせている人は感度が高いとか、背側まで打診をすれば特異度が高いとかいろいろやってみたが、身体所見で脾腫を断定することは決して出来なかった。エビデンス的には50%とあるが、結局超音波などで確かめる必要があるのに、身体所見をとる意味はあるのだろうか?少なくとも超音波がある環境ではないのではないだろうか?CTなど侵襲的な検査までしないとわからなかったものは別としても、侵襲ゼロの超音波が簡単にできるようになり、身体所見の意味そのものもかわってきたように思う。極端に言えば、超音波で確実にわかるものは身体所見をとる意味がない。ということになる。それよりは病歴からどの身体所見が必要か?それはみるだけでわかるのか?聞く必要があるのか、さわったり動かさないとわからないのか?超音波の方がすぐれているのか?で考える必要がある。その上、経過を追うために(毎日の回診の時など)有用なものはなにか?で考える事になる。また知っていたら気づいて入り口になるものもある。今思い出すものだと、視てわかるもの、爪のなかでも、化学療法を繰り返している人、スプーンネイル、ばち指は臨床的に意味がつよい。この前循環器の先生が首がぴくぴく動いていたからといっていたARも入り口になる身体所見ではないだろうか?また診断に特異的なものとしては心内膜炎のChaing murmur 胸膜炎の 体位変化で変化する雑音。 肺の繊維化を示すlate clackle、ホールパイク試験、神経学的所見などが挙げられる。経過をみるものとして代表的なものは頸静脈の観察と考える。今日は眠いのでこれくらいにしておく。


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低ナトリウム血症を5分で説明できるか? [臨床]

低ナトリウム血症を5分で説明できるか?

まずは身体の水分の分布を知っておくこと。血液は6Lだから血漿は3L間質液はその3倍9L

12Lの倍が細胞内液というわけで全部が36Lこれは身体の60%

よって3倍2倍と覚えておけばだいたいわかる。日常で最もそうぐうするイメージは血清が6Lという事実ではないだろうからそれは絶対忘れない。

それから、浸透圧と有効浸透圧それから膠質浸透圧の違いを 細胞膜と血管壁細胞内と間質、血管内 それからナトリウム、カリウム、尿素窒素、糖、アルコール、アルブミン、で理解する。

それからRAA系 とバゾプレッシン(水再吸収ホルモン)のそれぞれの働きとセンサー理解する。

ボリュームが減ったとき、RAA系が活性化してNaの再吸収とKの排泄が促され、Naに付いてきた水が血管内にはいるのでボリュームを保とうとするのだがそれ以上に脱水が進むとバゾプレッシンが大量にで水を再吸収させるので低Na血症になる。

またなんらかの原因でバゾプレッシンがでるとボリュームは増えるのっでRAA系は低下してNaの再吸収は抑制される。よって水の再吸収にあいまって低Naが進むのである。

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上野毛駅、安藤忠雄さん作



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反応ではなく選択 [つれづれ]

上手く生きるといえば聞こえは悪いが、正しいから強いは間違い。自分は反応を選ぶことがやっと出来るようになったかもしれない。

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少なくとも [子育て日記]

片付けができない。学校の準備がおそくて不正確、簡単な宿題ほど時間がかかる。小さなその場しのぎの嘘をつく。これって子供としてはしょうがないことなのだろうか?少なくと味方になっていなければと思うことだけはかわらないのだが、、、

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総合内科不要説(2) [医療]

また,救急科のように別の道を取ることもできたかもしれない.

すなわち,北米型と称して入院はみずに救急患者のみをファーストタッチする.それにより医師のADLは保たれまだまだ日本で受け入れられてないにせよ,少しずつその考え方が定着しつつある.

そういう意味で内科的総合医の3つの学会を統合したことはより総合医のカテゴリーを曖昧なものにしてしまったように思う.外来,入院, 開業と別れていた方が結果的には総合医の発展をみたかもしれない.

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総合内科不要説(1) [医療]

何度も言っているが,総合内科の存在がアメリカのホスピタリストのように,入院患者基本的

にみますよ.そして必要ならば専門医に相談しますね.また,外来の患者は基本的にイニシャルみますね,そして必要ならば振り分けますね.というのは医療としてそして,患者さんにとっても専門医にとっても理想的といえるかもしれない.しかし日本でこのようなシステムが成立しないだろう.理由は大きく分けて2つある.

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