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メメントモリとコロナ騒動 [つれづれ]

飛行機に乗るときに、「この飛行機は落ちることがあります、」と言われも平気だろうか?また、どこか身近で大きな航空事故が起こったときに東京大阪間はとりあえず新幹線に変えたりしないだろうか?

病院の外来に来る方々にかぎらず、全ての人が癌を持っている可能性もある。口にすると怖くなるもので、目をそらしていれば案外平気というのが一般的な感情ではないだろうか?確率が小さくでも口にすれば怖くなる。確率がわからなければなおさら怖くなる。その心理がぐるぐるまわされているのが今のコロナ世界なのではないだろうか。そしてそれをうごかしているのは主にマスコミである。恐怖を使えば人々の心理何らかの一色に塗りそろえるのは簡単な事なのだろう。日本の特色はそんな風な振り回しを専門科も政治家も巻き込まれているところのように見える。

 

外国ではどうか知らないが、全ての人がメメントモリを普段から目の前において生きているわけではない。もう少し自分達は普段から明日死ぬかもしれないことを感じていていいように思うが、そうすればマスコミのあおりにもすこしは強くいられるのではないだろうか。

 

今日聞いた話だが、死ぬのは怖くなくてもコロナは嫌というヒトが多いらしい。それは死に方があまりに孤独だから、たしかにそれは賛同できる。

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これがわたしのすてきな、、、 [つれづれ]

よく夢を追いかけろなどという歌詞がでてくるが、それはヒトより秀でたものでないといけないのだろうか?オリンピックで金メダルをとったりエフワンドライバーになるのが夢みたいなことをよく言うが、そんな夢はほんの一握りのヒトが手に入れるもので、目指したヒトの99%は”敗者”といういことになってしまう。

 

そうすると人類のほとんどは敗者でできていることにになってしまうのではないだろうか?

不思議なことに、その一握りの人たちを僕たち敗者は見ていることを気持ちよく感じる。自分と競っていたヒトならばネガティブな感情になるかもしれないが、オリンピックなどで金メダルを取ったヒトをたたえたい気持ちはナショナリズムだけでなく多くの人が持っているのだ。

 

多くの敗者を作ってしまうようなもの追いかけることが人類の本能的価値観なのだろうか?もしかすると長年疑問だった睡眠中に見る夢と将来の夢が多くの言語で共通であるところにその答えはあるのかもしれない。

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ドライブマイカー [感想]

実はすでにアカデミー賞ノミネート前にドライブマイカーを観ていたのだが時間の読みが甘く、待ち合わせのために最後まで観られなかったのだ。あんな冗長とした物語をまた最初から観る気にもなれず、かといってチケットをもう一度買って途中からのいうのもマヌケなので、小説を読むことにして、今日完結した。

 

小説は映画よりもむしろ簡潔というかほぼ芯で構成されており、奥様との生活も演劇のくだりも全くなく、高槻君 との出会いがメインのように描かれている。しかも肝心なのは最後に会った時の家福さんと彼の繋がりだったように自分には響いた。この感じが映画でどう表現されていたのかとても気になるし、だとすると、2時間かけて全く映画を観ていないに等しかったということになる。

 

みさきとの関係はどうだろうか?映画ではみょうに存在感のある演技が際立っていたが、小説では家福の本心を引き出す媒体のように思えた。

家福さんの心の内面の様子、気持ちの変化が本当によく表現されていて言葉ってすごいと思った。とても映画であれが表現できるとは思えないくらいに。

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実体験? [つれづれ]

ロシアがウクライナに進出しようとしている。2014年にクリミアに進出したときのように。またチェコスロバキアに進出したときのように。モスクワオリンピックの時はどうだったろうか?ミーシャのようにヒンドゥンドゥンも涙を流すのだろうか?しかし、クリミアの時は結構人ごとでどっかで戦争やってるけど懲りないねー。位の認識だったけど、今回はアジア方面もきな臭くて、ロシアがやるんだから俺たちもいいんでねぇかい?的な感じの雰囲気になったら、日本も人ごとではない。戦後初めての実体験みたいになってくるのやっぱりいやな体質に育てられているのだ。あぁいやだ。それしか言えないけれど。

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バレンタインデー [つれづれ]

バレンタインほど商業的に成功した催し物はないかもしれないいったい最初に考えた人は誰なのだろう?どこかのお菓子会社の人だろうか?だとしたら今あるチョコレートの会社の人たちはみな感謝すべきである。。恵方巻きもハロウィンもここまでではないだろう。マシュマロもみんな真似して便乗しようとしたけれどチョコレートほどの成功をおさめてはいない。以前ティラミスがはやったりタピオカが流行ったり、したことがあったが、いったい誰が発信して誰が利益を得ているのだろう。にしても10前まで発信と言えばテレビだったのだが、これからはどうなっていくのだろうか?バレンタインも別にチョコでなくていい。という世代が育っているのではないだろうか?もしくは何かを贈呈する習慣すらなくなっていくだろうか?しかし普段おとなしい分なんらかのきっかけが欲しい民族だからやっぱり、こういう行事は続いていきむしろ伝統的なお歳暮とか年賀状とかめんどくさいヤツしかもそれほど実質を伴わないようなものが省略されていくのかもしれない。

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そろばんとヒポクラテス [医療]

医療者特に医師にはエッセンシャルワーカーの自覚がない人が多い。それには3つの理由がある。1つは地域でそういうシステムが整っていないこと2つ目は需要に対して労力が見合っていないこと。3つ目はそういう価値観のもとで教育が行われていないことである。


 


東京には東京ルールと言うものがあって、何件か病院を断られたあとも絶対に断れない病院を輪番できめているらしい。ある日5日ほど食欲不振の高齢の男性がある病院に搬送された。どうやら東京ルールに則ってのことらしい。その方は体温が371分であったというだけでもう見られないということで救急隊に放出されたのだった。あちこち模索した挙句に車で1時間以上かかるうちの病院だけがその患者さんを受け入れた。奥様も高齢で2人暮らしご本人は脱水があるが点滴で改善して帰れそうではあったし本人も奥様もタクシーで帰るといっていた。自分は今日帰って自宅の奥様が通えるような病院に入院すべきと考えたがその時の当直師長はもう入院させてその後転院でいいのでは?という意見に、それもそうかなと思って入院させた。それまではよかったのだが、その後の90代の認知症の強くて大声で叫ぶような患者さんもともと当院にも入院しているような近所の患者さんが発熱で来院。即入院と言ったらかなり反対する様子であったことにはちょっと解せなかった。師長たるもの職員の仕事を守るのが仕事ではあるのではあるが遠くの人を帰らせなかった理由は本当にその患者の為を考えての決断だったのかちょっと疑問に思うところであった。


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※二子玉で


 


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いいのかわるいのか [医療]

世の中の人々が検査頼りにしている風潮は医療側にもそういう傾向があるということが影響していると思われるが、逆にそれを利用して説明しているのに気づくこともある。特に救急医療の場面ではそういう傾向が強まっているだろう。

 

今日なども気分不良になった方に対し、心筋梗塞をルールアウトするのが肝心なのではあるが実際には病歴上一瞬気分が悪くなった位では心筋梗塞の可能性は非常に低く、むしろ狭心症なのではある。しかもそれもそれほど病歴的には否定的なのではあるが、説明の時は、心電図が正常で(心電図なんかで本当に診断できない。症状が出てる時にしか心電図変化しないので。と思いながら)トロポニンと言う心臓の筋肉が壊れていたら上昇してくる酵素があるがそれが全く上がっていないので違いますね(狭心症だったらこのデータがなくても別に問題ないよむしろ病歴上狭心症の可能性低いんだよと思いつつ)と、検査データを見せながら説明すると患者さんは安心するということを利用したりしている。

検査にむしろ頼らないような疾患も多くあるのだが、いいのかわるいのか患者側の納得もひとつの医療の大きなファクターであることは確かなのである。

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※朝のrise


 

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鹿の王 [感想]

鹿の王 子供達がとても楽しみにしていたので家族で観に行った。


 


子供達はそれなりに浅く楽しんだようであったが、もしかすると説明が足らないと思うヒトが多かったのではなかろうか?結構長い小説を2時間に集約したためヴァンの人となりが形成された過程や家族との関係の描出が少なく、観ている人はその裏側を想像するしかなかった。ユナとの関係もそうである。もしかするとこの話はアニメシリーズにした方がよかったのかもしれないと思った。


 


自分はというと、ヴァンは聖霊の守人のジグロ、ユナは不滅のあなたへのマーチホッサルはタンダあたりをあてがい、自分の都合のよい理想論を当てはめて結構楽しめた。ただストーリー自体それほど目新しいアイディアもなく、ジブリオマージュ作品をもう一つ作ったという風にしかとらえられなかった。


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※そのあと串の方へ


 


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医者だから案件 [カンファレンス]

この仕事をしていると、「医者だから案件」にちょくちょく遭遇する。病院に勤めているのに後ろ盾を感じないこともある。気がつけばちょっとヤバいことをさせられる流れになっていることすらある。

 

最近はコロナが診療のど真ん中にやってきているが、自分は個人的に、ある程度のことを病院で決めるべきと考えている。なぜなら誰にもわからないから統計をとることでわかってくることがあるから。

 

実際病院が決めているのは〜の時はこの検査 ○○検査が陰性ならOK必ず肺炎があるかチェックなど”恐怖”に対する対策だけなのだ。これでは対策はできても評価ができていない。

 

これぐらいの症状なら陽性率はこれくらい。だとかPCRとNEARはこれほど違うとか、どういう方針でやると外来をすり抜けて入院になるか?とかだが、実際はその辺は「医師の判断」で決めるんでしょ?となっている。多分そういところがすり抜けを作る1つの要因になっていると思うし、すり抜けてもその原因を個別で考えるしかなくなるので、結局対策もできないのだ。

 

感染症にはマスで考えないといけない部分が大きい個で考えても答えはでないのだ。自分もう少し自分の声に耳を傾けるヒトが増えるまで我慢することにする。

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噂話 [つれづれ]

基本的に誰かの噂話はそのまま受け取らないことにしている。そんな風に見えるのかそんな風におもわせたいのか?と考える事にしている。その人からみたらきっとこの人はよく映ってもいないのだろうな。と思いながら、、だからそんな風に悪く言いながらもその人からよく思われたい態度が露骨なヒトが嫌いだった。そういうのはズルいと思っているから。

 

というわけで、チャイニーズ側で考えたらどうなるか頭内実験を試みているがなかなかこれが上手くいかない。たとえば、、もともと日本は中国の属国だった。日本の文化はすべて元々は中国で発展したもの。日本など産業革命の後、西洋諸国のまねごとで強くなっただけではないか。しょうがないので自分達も同様の武器を手に入れたからもう負けるはずもない。あの時の借りを全部返さないと気が済まない。手どころか首根っこまで噛まれかけた飼い犬は許してなんておけない。そんな感じだろうか?

 

こちら日本では80年も経て脳みそ自体が入れ替わっており、以前の野蛮な心ややり方はすっかり抜け落ちていて、いまや人類は成熟し、簡単に侵略戦争などしないようになってきているのに何を言っている野だろう?という感じだ。

 

しかし80年前の憎しみや、不条理さをずっとキープしてきた人たち、キープするために情報を守ってきた人たち、話し合いなどできるはずもないのだろう。しかしネット時代。まだつけいる亀裂は出てくるのではないだろうか?なぜなら片方は隠蔽があからさま、おそらくこちら側はそれほどあからさまにしていない分正義感が漂っているから。

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