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医者だから案件 [カンファレンス]

この仕事をしていると、「医者だから案件」にちょくちょく遭遇する。病院に勤めているのに後ろ盾を感じないこともある。気がつけばちょっとヤバいことをさせられる流れになっていることすらある。

 

最近はコロナが診療のど真ん中にやってきているが、自分は個人的に、ある程度のことを病院で決めるべきと考えている。なぜなら誰にもわからないから統計をとることでわかってくることがあるから。

 

実際病院が決めているのは〜の時はこの検査 ○○検査が陰性ならOK必ず肺炎があるかチェックなど”恐怖”に対する対策だけなのだ。これでは対策はできても評価ができていない。

 

これぐらいの症状なら陽性率はこれくらい。だとかPCRとNEARはこれほど違うとか、どういう方針でやると外来をすり抜けて入院になるか?とかだが、実際はその辺は「医師の判断」で決めるんでしょ?となっている。多分そういところがすり抜けを作る1つの要因になっていると思うし、すり抜けてもその原因を個別で考えるしかなくなるので、結局対策もできないのだ。

 

感染症にはマスで考えないといけない部分が大きい個で考えても答えはでないのだ。自分もう少し自分の声に耳を傾けるヒトが増えるまで我慢することにする。

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911なのに [カンファレンス]

911なのに思い出すこともなく当直業務。最初の2時間で16回のコールのシャワーのなかで、病棟急変2つとコール3件救急4件をこなした。救急看護師は医師はすぐくるものと思うのが当然なのだが、その時の重症1位は末梢のルートが全くとらないというCV感染疑いの人が血圧低下、意識低下、2位が肝性脳症の回復していた人の突然の昏睡。そして救急の15才の救急車できた激しい腹痛と発熱 あとふたりの救急は腹痛と頭痛と呼吸苦だった。よって始まりは他のコールをなだめながあCVを入れ替える作業からであった。

自分の能力は限られているが、この仕事をする限り、そのキャパを越えてでも対応しなければならないときは必ずあるとこれまで生きてきたが、おの身構えが自分を助けたのだと思う。


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症例検討(雑誌掲載症例) [カンファレンス]

雑誌上の症例だが4月からずっとやっていていよいよ佳境にはいってきた。

60才の女性でもともとC型慢性肝炎からの肝硬変でインターフェロンとリバビリンにて治療している。

三日前からの発熱と意識障害で来院。羽ばたき振戦もある。身体所見上は腹部に出血斑もある。首は柔らかいがなぜか瞳孔に左右差がある。

頭部のCTもMRIも明らかな脳炎の所見も脳圧亢進の証拠もない。以前受けた手術( )のあとくらい。

laboがまた派手で血小板赤血球の急激な低下。破砕赤血球とFDPの上昇 でもAPTTはのびていない(FFP投与後だったかな?)フェリチンが6万LDHも高いBilも軽度上昇しているが直接と間接が半々。ハプトグロビンは低下している。

胸部のCTでは肺にいくつかのcoin lesion 縦隔リンパ節も腫れている。


TTP/HUS DIC などMAHAをおこす病態? HP などマクロファージが活性化した状態。

肝硬変。(脾腫はないが)そして悪性腫瘍

と考えていくがなかなか一元的に説明するのはむずかしい。

LPもされているが。白血球は3でRBCがいくらか見えていたようだ(これはヘルペスを否定出来ない?)

というわけで、筆者はこうきんやくABPC→ドキシサイクリンとアシクロビルを投与。

FFPや血小板輸血も行っている。

さてBM検査をしたいと思うが、血漿交換はまてないのでは?というのが私の考え。

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赤信号は怖くない? [カンファレンス]

医師同士のディスカッションは本当のディスカッションでない場合が多い。

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多様性?日本人にはきびしい? [カンファレンス]

今回のオリンピックのテーマは多様性だったらしい。自分は開会式で「あれ?並ばないの?」と思ったあとに「まぁいまの時代こんなもんか。」と思い直した。こういう意識の変換が必要になってくるのだろう。

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(1年半ぶり、、)


 

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オリンピック先に結果知りたくない。 [カンファレンス]

よく人間は2つに分かれるというが、自分はスポーツ見る時絶対に結果を知っていたくない。知っていた方がよいという人はどういうことだろうか?

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オリンピック開幕 [カンファレンス]

ぐだぐだとはじまったオリンピックの割には、開会式は案外準備しているんだな。という感想。とにかく自分はアスリートを応援する。

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ある知り合いの死 [カンファレンス]

あまりにもわかりきっていることなのに、死を受け入れるのは容易ではない。生まれたときからわかっているはずのことなのに、

突然事故死を聞いて彼との思い出があるわけでもないのに悲しい気持ちになる。それは”失う”事への悲しみなのか怖れなのか?

心が一度は通じ合ったひと、芸能人、新聞の片隅で見つけた人、家族、会ったことがあろうとなかろうと、その人のその人たる所以が自分のなかにあるかないかで失ったものの大きさが変わってくる。

小学校2年生のときの隣のクラスだった高原君会ったこともなかったけれど当時の自分はその死をなんとか受け止めようとした。

高校のとき琵琶湖で死んだ吉本くん。スイミングスクールで一緒だった田中義治、木村洋二、大学の時の森脇君後輩の女の子、三橋君。高校同窓生の坂さん、彼らの死を考えればいつも自分は彼らの死を自分の延長上にある死を結びつけることから避けようとしてきたように思う。それは、多く亡くした患者さんたちに対してもそうかもしれない。それはいつかすぐかもしれない明日にでも自分に確実に訪れるものを拒否しようとしているのかもしれない。自分の母の死ですら。

しかし今回多くを語ったこともなく、ただ同じところで働いていたという彼の死。それを自分はちゃんと考えてみようと思っている。だれの死でも自分の並列にあるはずなのだが、そのことから逃げずにいようと思う。その意味を知るとかではなく、ただ、受け止めようと思う。それがもう少し生きさせてもらっているということそのものだということなのだろう。


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わたしはこうやってめまいを生き延びてきた [カンファレンス]

自分は基本検査閾値がひとより高めだと思うがことめまいのMRIはひとより低い。


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逆戻り [カンファレンス]

しつけは社会を教えること、学校に教科書を忘れていくことを寛容できるほどモンテッソーリではない。

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