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戦犯とは [つれづれ]

どうやら,ヒトラー、ムッソリーニと、うちの昭和天皇の顔が並んで提示されたらしい。自分達日本人にとって天皇は特別なものと、遠く奈良時代から決まっているので多くの日本人が、怒りを感じたようである。かくゆう自分も今まで並列の考えたことがなかったので違和感としかいいようがない。


ではその当時の最高責任者である昭和天皇が戦犯を逃れたのはどうしてなのだろうか?日本人の強い意志がそれを許さなかったからだろうか?それともアメリカはココを否定すれば日本の感情的に自分達の傘下に置くことは出来ないと考えたのだろうか?例えば基地を日本に置くという重要な課題のためにそこは譲歩したのだろうか?


それとも自分達が教わっているように、天皇にそのころ戦争を止める術はなく、しかたなく従ったむしろ被害者なのだろうか?歴史は常に誰かの都合で修飾されるものなので、本当のことはわからないが、天皇が命をかけてまで戦争をやめさせていないということだけは事実であろう。たとえそれが不可能なことだったとしても。もっと根本的なことを考えれば、あのころはみんな戦争をしていたのだ。戦争をした誰もが多かれ少なかれ罪を犯していることに違いはない。東条さんだけがわるいわけではない。ただ、誰かが悪かったことにする権利が戦勝国にあったというだけのこと。自分達はいろんなことを取っ払って、事実のみをみる訓練が必要かもしれない。


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※ピーターラビット展


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