SSブログ

2022-04-24

100分で名著で「戦争は女の顔をしていない」の話しを聞いた。たしかに、まるで男だけが戦争をしてドイツに勝ち、作ってきたものを自分達は「歴史」と呼んでいる事に対して、100万人も動員されたといわれるソ連の女性軍人のひとりひとりの証言は感情をゆさぶるものだし、闇に葬られるべきことでもない。男達がなぞった戦争の行く末は、このような悲惨な出来事の積み重ねによって成り立っていることが本当は最も重要なことのはずなのだ。歴史書には感情が描かれていない。いや描こうとしていない。それは事実であるし、それを男達のもの。そして感情の物語は女達のもの。的な証言があったが、そこだけはそんな単純に割り切れないとおもった。当然男達のなかにも悲惨な出来事が存在し、人々を動かしている人も案外感情に支配されていたりする。ウクライナがロシアに頃ほど抵抗をするのも、強い感情の表れであろう。そしてその感情のために多くの人の個人の悲惨な物語が隠されていることをこの「戦争は。。。」になぞって想う。果たして戦争に正義などない。どちらに賛成するかがあるのみである。

th_IMG_9779.jpg

 


nice!(1)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。