SSブログ

申し送りというシステム [医療]

とかく医療は時間ギリギリによわい。ギリギリによわいというか役割分担によわい。

 

たとえば11時30分まで受け付けの場合29分に受け付けたひとはそのまま2時間かかったりするが、それは午前の主治医がずっと診ることになるのが通常である。運が悪かったとしか言い様がない。

たとえば外来に3人に医師がいて、受け付け終了と同時に帰宅できるような場合は、最後の患者があたったヒトは悲惨である。しかしこれも「運が悪かった」と済まされている。

 

昨日の外来。頸部痛みで来院した人。が11時27分に受け付け。外来まではあと15分ほどかかる。

そして耳鼻科と内科を受け付けているのだが、この方を診ないと帰れない。

看護師からどうします?の相談。その「どうします?」の真意がとれずに聞いて診た。

結局耳鼻科は先に診たい(先に診て帰りたい)内科看護師は内科で先に診てほしい(終わったら帰れる)ということなのだろう。でもそんなこと言えない。とこんな感じだった。

しょうがない。では耳鼻科受診はなしにして内科で診るよ。ということにした。

 

つまり、こういう微妙なところでその人が試されるということなのだろうが、自分はまっぴらごめんで、システムで決めておいたら誰も嫌な思いをしなくてよいように思うのだが、同視してそうしないのか今を持ってなぞなのである。

th_IMG_8642.jpg

 


nice!(0)  コメント(0) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。