悪口 [子育て日記]
子供も小学生ともなると、「悪口」の話になる。発端は長女が〇〇ちゃんたちと遊ぼうと思ったら△△の悪口を言っていたのでやめた。という話し。
しかもその悪口は○○が長女と遊びたくないためについた嘘ということらしい。
長女は△△ちゃんの悪口の件よりそんな嘘をつかれた事にそしてそうやって自分を寄せ付けなかった事に憤慨していたのだが、そんな嘘をついたら長女が寄り付いてこないと思われている事が「長女やるな」というのが俺たち親の見解なのだ。
ところで、なんで悪口はいけないの?家(うち)で誰かの悪口と友達たちの間で言う悪口はどこが違うの?という問いに
娘たちは言われた人が傷つくからという解答だったが、
父曰く、本人に言うのは悪口でなくて文句。一番悪い悪口は周りの人を巻き込んで、誰かをのけものにするための悪口。だから誰かが誰かの悪口をその人がいないところで言ったとしても、それは間に受けず、自分の考えでその人を評価するだよ。的な事を言った。
どこまで理解してくれたかはわからないが、ある人が他の人が「あいつは悪いやつで、いつも悪口を言っているらしい」「へぇそんなんだ」という会話を横で聞いていて、「今悪口を言っているのはお前だろ!」と突っ込みたかたった話はウケていた。
父の願いとして、メジャーなところでいてくれるにこしたことはないが、悪口で共通意識を高めるようなところにいるよりは言われる側の方がよいということ。自分は絶対正しいと信じることができれば、きっといつかは仲間ができるはずだと、「聲の形」を思い出しながら思った。それから「不滅のあなたへ」と同じ作者ということに最近気づいて納得した。