所詮の人生 [つれづれ]
自分は母親の影響か、ほとんど生物を殺したことがない。自分で殺したことはないが、肉も魚も食べるし、ゴキブリホイホイをしかけたこともある。蚊を手で殺しはしないが、蚊取り線香は焚いたことがある。もし蚊がなんらかの菌をもっていたらやはり殺すだろう。自分が手を下すのはいや、だけどそのことを禁止するわけではない。子供の頃は虫を殺さないでが周囲に伝わっていたけれど、中学の時の水泳合宿で、自分が注意するから周りの人がひどく気を遣って、蚊を殺さず追い出す苦労をしていたのを申し訳ないとおもった事も覚えている。それで大人になって、他人のすることには寛容になったというところもあるのだけど、実際自分の人生は自分が正しければよい。というものであった気がする。
車も電気自動車にのってCO2を排出しない、仕事もどんな患者も診ることが出来るヒトは診る。を貫き通してきた。しかし、他のヒトが断ったことをとがめはしないし、終了ギリギリに来た人は、他に主治医がいるようなヒトはやっぱりネガティブな気持ちになる。
これって本当に正しい生き方なのだろうか?などと考えることがあるが、所詮自分などが、、などと諦めたりもしている。しょせんこんな人生のままで、自己満足で終わっていくのかもしれない。