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immatureな世界 [つれづれ]

子供の頃、御香宮のお祭りに行った時、変な見世物小屋にはいった。今から思えば、奇形の女性が見世物になっていると今では考えられないような光景が普通にそこにあった。四つ足でしかいられないその人が二本足で立った時に拍手を求められたのもを不思議な気持ちで見ていた。さて、あの見世物小屋はお金のたまにそんな人権無視のことをしていたわけだが、あの人を殺しはしなかった。あの人がどのように考えていたのかはわからないが、あの時代福祉なども発達しておらず、それが生きる唯一のすべだったかもしれない。昔のことだから、という気になるが現代でなおかつあの見世物小屋の人よりもずっとすましているが、じつはずっと低レベルのことをしている人がこの世に存在している。それも堂々とあらかさまに行っている。なんと人間とは形ばかりが洗練されても内容は全く成熟せず発展しないものなのだと思う。どうやらそういう国に生まれたのではなかったであろうことに胸をなでおろしている。

 


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