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母の誕生日 [つれづれ]

今日は死んだ母の誕生日である。不思議なことに亡くなってからの方がちょくちょく母のことを思い出すのだが、本当に母の心の芯のところまでたどり着けなかった。ことも同時に思い出すのだ。自分が子育てをして、母のそれとなぞらってみるが、いろんなところで批判的だったところも反省に変わったりする。そしてできるわけないと開き直ったりもする。では母としてでなく一人の人間としてみた場合彼女は彼女で懸命に生きたと思う。一人で何者かになろうと持続的な努力は自分にはとても真似できない。なのに自立しているようで最期まで依存的でもあったように思う。父を憎みながらも父に依存していた。しかし自分からは完全に独立していたのが少し寂しく感じたのも覚えている。息子に対しては、決して姉や妹にみせるようなnegativeな部分をみせようとしなかった。あればエディプスコンプレックスなのかそれとも心をゆるしていなかったのか?息子からは許されないと思っていたのか、、いろんな謎はそのままで逝ってしまった。

 


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