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勝てば官軍 [つれづれ]

今まで世界は「勝てば官軍」の理論に基づいて物事は決めてきた。その結果大戦で負けなかった国はその国がどういう国であれ、世界の平和のカギを握ることになってきた。では今のロシアの暴挙は勝つであろうが官軍になり得るのだろうか?そうなったらそれこそ世界はおしまいかもしれない。一度見なくなりかけていた分断のラインがまたくっきりと世界は二分することになり、一触即発がつづくことになる。問題は、早くそうしてしまった方がヒトが死なないということである。そして、ヒトが死んでも結果は変わらないということである。

 

国連安保理で国連軍を出せないのはロシアが拒否件を行使するからなのだが、実は例外は可能。(実際スエズ危機の時には国連軍が動いている)しかしいずれにしても軍を出すのアメリカなどの大国、今大国が大国であるロシアと争いを始めると、世界大戦に発展するリスクがある。なのであえて国連も大国も目をつぶり、ウクライナには犠牲になってもらうのが落とし所と考えているのではないだろうか?その証拠に今ウクライナ大統領であるゼレンスキーを脱走させる計画がNATO側から計画されている。ウクライナがロシアになるのかどうなのかということはさておいても今から死にゆくヒトを救うことになるだろう。

 

つゆ子はお母さんがご飯を作ってくれないけれど、友達の周子がいたので彼女からお金を借りて食べつないでいくことができます。ドッチボール大会まであと一週間。これくらいは大丈夫そうだし、なんならお金持ちの周子の家の養子になることも考えています。しかしドッジボール大会では勝たなければなりません。なんとしてでもらい子をBチームに引き戻そうと考えました。あめ子たちAチームもらい子がBチームにもどったら鞄を返してもらえるのからその方がよいのではと考え始めました。鞄が返らないとらい子は学校にも来られず、あめ子達と遊ぶことも学校で学ぶこともできなくなるからです。

ついにあめ子はらい子を説得するために会いに行きました。

「そんなの嫌だ!」らい子は叫びました。つゆ子のいいなりになるくらいなら学校なんか行きたくない。その気持ちは変わっていないようです。あめ子は困ってしまいました。

あめ子は考えました。もし私たちがつゆ子の家に忍び込んで鞄をうばってもつゆ子はますます怒ってしまい、けんかが終わることがない。ドッジボール大会は毎年恒例の行事でこれにより進学が決まるのでやめるわけにはいかない。このままらい子が学校に来られなければらい子は卒業できない。どうしたらいいのだろうか?

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