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太平洋戦争開戦中英米の戦略 [つれづれ]

NHKがというか人類が必ずしも歴史を正しく評価できるとは限らないが、今回のNHKスペシャルは今までの自分達の見解をさらに広げてくれるものであった。このように歴史に関しては、知識(資料)を持つ人の見解を受けていくしかないのかもしれないし、事実上自分にそれを評価する力はないように思う。

NHKの調査によると、日本がアメリカと戦うように仕向けることが蒋介石の日中戦争開戦当初からの目的であったと、戦いそのものではなく、そのことに尽力をつくしてきたのだと。そして日本は日中戦争をやめることで、それを回避できたはずだと。

またチャーチルもドイツの対抗するためにアメリカの参戦を強く望んでいたので蒋介石の政策に荷担したのだと。結局大局とその先をみることができたかどうかということ、なのであるが、蒋介石は戦後追放されたことから考えると、彼もまたそこまでは読み切れなかったということか。

 

自分たちは戦後の狭い了見の世界の中に押し込められたように育っており、ある一定の解釈を押しつけられようとしてきた。そろそろそれも解放され、戦前からの日本人の心の中までも共感していくべきなのかと思う。ただし、戦争は悪であるという確固たる事実だけはうけつけられておいてよいと思う。そのうえで、何が間違っていたか。それは敗戦国だけではなくすべての戦争をした国が反省をすべきことを考え、未来につなげなければ、勝ったもの勝ちにまた中国がなろうとしているきがしてならない。



(とばないのか)

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