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進撃の巨人(ネタバレはしていない) [感想]

トロッコ理論的な公と私優先順位としての公と私。力とそれに対するもの。善と悪 信頼とうらぎりなどこの世に多く存在する2面性のジレンマと矛盾を多分に織り交ぜながら、伏線をていねいにわからないように敷いてしっかりと回収する繰り返し。以前つまみ食いしていた時は、作者は大きな理論の基盤なしに刹那的に話しを進めたために収拾がつかなくなっているのでは?などと勝手なことを言っていたが、ちゃんとみると、その時理解できなかった出来事の意味がちゃんと以前から続いた出来事の延長線上に描かれている。それぞれのキャラクターの考え方や性格にも一貫性がありその変化までもがその出来事に呼応するものとして描かれている。恐るべしである。エヴァのような私的欲望の垂れ流しとは違う。


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