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沖縄返還から50年 [つれづれ]

沖縄が返還されてちょうど50年となるらしい。自分がおぼろげに覚えていることに、不思議な安堵感を感じるのは、ややもすると日本が戦争をしていたというのは幻だったのではないかと思ってしまうほどの空気が今の日本にあるからかもしれない。

自分が生きている間に、沖縄返還、ベトナム戦争、冷戦終結、イラン・イラク戦争、911そしてウクライナ進出と、わずか50年ほどの間にせわしなく、歴史が書き加えられるような出来事がおこるものだと関心すらするが、人類が成熟に向けて前向きに進んだのはその中でひとつしかない。ところで日本の最後の戦争のとき16才だった人は今は94才、つまり、実際にいって命を落とした人たちの多くの人が亡くなっているということになる。そして今、沖縄基地問題や、第9条問題は急速に容認の方向に世間は向かっているように思える。日本にも力が必要な事はわかるし、中国の事があるからなおさらでもある。しかし、鬼の首とったように”たらどうする?論”を振りかざす人に特に言いたいが、そのことが、決して人類にとって前進ではないという前提を自分達は忘れてはいけないということの強調を、忘れてはいけないのではないだろうか?つまり今はしょうがないとしても、どこかで人類がうまく共存する方法を模索しつづける姿勢を前提に置くべきなのではないかと。「ならおまえ言ってみろ」と言われても中学生の時「丸腰の人をうったら今は世界がだまっていないじゃないの。」という自分の結論からなんの進歩もしていなのではあるのだが。。。

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本屋大賞という以上の本屋さんの思い入れ?

 



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