PCR私見

PCR検査、症状のない人は自分がコロナだったらどうしよう？と考えるのですが、きっとその確率が３０〜８０％くらいに考えていると思います。

それでPCR検査を受けて１％ほどになるので、とても不安が解消されるのですが、実は症状のない人が感染している確率は今の有病率（つまり今無症状の人がどれほど感染しているか？）であり、数％もないのです。よってかなり可能性の低い人がもう少し可能性が低くなる程度なのです。また、逆に感染していたとして、無症状の人は７割程度の人が偽陰性（感染していても陰性）となります。今日本ではやみくもに検査を行うことは、数少ない無症状感染者（いずれもう少し正確な数字がでると思いますが）の多くがPCR検査をうけることで陰性の免罪符をもらうことになり、その方が感染を広げるリスクになりえのです。そして感染していない人も検査の翌日にまた感染するかもしれません。よってPCR検査についての私の意見は、怪しい人（濃厚接触者、発熱患者、特に嗅覚味覚の消失、脱毛などが突然おこった人）免罪符が必要な人（どこかに集団で出張、帰属する組織が必要と考える）高齢者施設などでの定期的な監視（やるからには全員に毎週）などで、それ以外の人は全員が感染していると考えて行動する。ということが今の最善の方法というのが今の時点での私の見解です。