55分事件

娘を毎朝駅まで送っているのだが、最近もう一つ早い電車の友達に会えるとのことで、そちらに間に合わせるため11分ほど早く 出発することが多くなった。そして昨日事件は起こった。その55分に遅れたことで娘が今まで見たこともないくらいに、怒りをあらわにしたのだ。

雲行きがあやしい。

娘を毎朝駅まで送っているのだが、最近もう一つ早い電車の友達に会えるとのことで、そちらに間に合わせるため11分ほど早く 出発することが多くなった。

今朝はどうなのかな？と思いながら、朝の準備をしていが、いざ出発というとことで、帽子がないということになり、それなら自分はゆっくりできなくらいに考えて準備していた。帽子は諦めるとのことで、出発することになったが、今度は父がなにかを忘れて取りに帰った、（子供的にはこの時点でまだ間に合うかもと思っていたかも知れないが）自分はも諦めていた。一旦エレベーターをおりてから駐車場のかぎを忘れていたことでその諦めは決定的となった。もう間に合わないし、急がないよ、と言いながら一応急いだが、やはり間に合わなかった。車に乗っている間娘は終始見たことがないほど難しい顔をして父が話しかけても目を合わせなかった。父的にはこの時点で娘の様子をあまり気に留めていなかったが、車を降りてからも振り向かずに走っていところをみると、どうやら今までないほど怒っていたらしい。あれほどまでに父に対して怒りをぶつけてきたのは覚えている限りで初めてのことである。父としては、いつもの電車に間に合わせることが義務であり、11分早いやつはオプションであり、きちんと娘に直接頼まれたわけでもない。正直間に合えばよいかな程度。しかも間に合わなくてよいという日もある。

毎回今日は早い方がいいの？という質問をしているがしっかりとした返事も帰ってこない。とにかく今日はめっちゃ間に合いたかったらしいがあまり父には伝わっていなかった。父的には父が忘れ物をして取りに帰ったことでオプションに間に合わなかったことでそこまで怒らセルこと自体が理解できないし、自分はその怒りを向けられる筋合いでもないと考えている。娘のあらわな怒りは父が謝ったことさえ後悔しなくてはならないのだろうか？それとも謝ったから、八つ当たりを向けやすくなったということか？

一般的が事例としては、この場合あきらかに娘は間違っている。本当にまに合わせたいのであれば、自分自身がまず、きっちり準備しつつ、父にしっかりと頼むできあったし、そこまでしても、間に合わないからといって怒るのはおかしい。

そして問題はこのように怒りをコントロールできない娘がちゃんと自分の非を認めることができるのか？という点である。おそらくべき論を展開しても、折れるとは思うが、よくわからなくて、理屈という力にねじ伏せられるのみになるのだろう。では放っておいたら、中学生の自分のように、6さいの娘はいつかは後悔の念をもって思い返してくれるのだろうか？それとも、自分の大切な望みを断ち切ららた思い出だけが残るのだろうか？

そして問題を放置することで、これから朝の送迎で父のうったいした感情が、行き場を求めてうろつくだろう。自分もそこまで大人にならない。正直腹が立つ。誰のための送迎やねんと、ちゃぶ台をひっくりかえしたい気分なのだ。ちゃぶ台をひっくり返したら、おそらくより自分の正当化のみが強くなるのではないだろうか？

大切なことは娘がこの事件を将来的に＋になる糧にできるかということであるが、自然体で子供に臨むと考えを変えた自分はやはり父の思いをも伝えるながら娘の考えを引き出すべきなのだろうか？それてとも娘の考えをできる限り引き出して、それを否定しないという方法がよりよいのだろうか？

そしてももしかすると、全て生活がだらしない娘が一歩全身するチャンスと考えられないだろうか？つまり明日からは自分が指揮をとって間に合わせるようにしてもらうということ。実際それができたら苦労はなかったのだが、あれだけ怒ってしまった以上はやらざるを得ないのではないだろうか？今日のことを放置しても、責任の中心を娘に持っていくことで、これは自分の通学なのだと気づくことで、あのときの怒りのお門違いつまり、怒りというものの恐ろしさを知るのではないだろうか？などなどいろいり考えてしまうが、いかんせん父おやの知らない面、娘のこれほどのいたらない面は質問に返事をしない態度にマスクされてきた可能性もあり、身震いする気持ちである。そればかりか、学校の宿題だの勉強だの力でやらせたり、娘の勝手な解釈による発言を強くとがめたりしたことの解答がこれなのかもしれないと見うとゾっとするのだ。

たとえばきのういつもチャイルドシートに背中をつけろといっているのに、屈んでいたから注意すると。背中を付けて「つけるもん」と小さくのたまったのに、「付けない時に注意したんだろうか！」と、、娘はわかっているのだろうけどわざわざ、怒られるようなことを言うのは実は自分は間違っていない。と自分優先に物語を書き換えているのでだろうか？いつもは怒られて引き下がるのに今回は父が謝ったから明るみにでたとか、、、。