植物状態もしくは脳死

交通事故などで家族が脳死状態のようになってしまうとき、家族はそれでも生きていた欲しいと願う。

画家を目指すなどと言うだろうか？

それでもしそのような家族を持ってしまったら月々30万円の負担が家族にかかってしまう国であったらどうだろう。その狭間にいたものとして、いずれまためざめて話ができる可能性はほぼないので、このまま逝かせてあげたほうがよい。などとアドバイスをするのだろうか？これはもしかしてまるで歌手になりたい。と言い出した娘をもった親のようなものなのだろうか？そんなもので身を立てていくなんてほぼ無理なのだからもっと堅実な生き方を選びなさいと。娘は堅実な生き方をしたとしても、親によって自分の夢をあきらめさせられたという残りの人生を歩むことになる。安定な生活をして、ある意味あきらめてよかったとも言えるし、不幸とも言える。それは親が予言者のように決められることでもなく、本人がどう感じるかによって決まる。こんな場面に遭遇したとき自分はどう振る舞うだろうか？