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誤嚥性肺炎 [臨床]

誤嚥性肺炎、これほど主治医の受け止める感覚的なものと方針がまちまちな疾患はないかもしれない。


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白くなった、、

日本人には魂という潜在的に内在するものがあるためなのか、生きとし生けるものにすべて尊重するという感覚があるように思う。かくゆう自分もできる限り虫など殺生をせずに生きていた。そのため今なお生きることが許されているのではないかと思うくらいだ。では全くコミュニケーションがとれなくなっているヒトは生きる価値があるのだろうかという考えからすると、それはないとは言えない。ではいろいろと人工的ものを施してでも生きている意味はあるのだろうか?と言葉を変えると考えこんでしまう。生きてきたことが自然の摂理なのであれば、生きれないことも自然。だからその思し召しとやらに任せるというところが日本人の自然に息づいた感覚のような気がする。それが責任だとか、いろんなことが思考に入りこんで話をややこしくする。患者側も医療者側も、、それで胃瘻を作ったり、必死で嚥下訓練をやったり、抗生剤を使ったりして、退院調整にアチコチ当たりまくって、やっとの思いで退院させた途端。また入院となる。また、逆に自然に任せられる勇気持つためにはそうしないすべを持っているだけかも知れず、急性期病院がその役目すらをも担っている。そんな世の中。答えはごくシンプル、幸せならいいはずなのに。

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