頭痛勉強法 [臨床]
頭痛勉強法 1)thunder crap headacheの鑑別。1)-a画像にハッキリ写らないヤツ1-b)典型的でないヤツ
※どこまでの情報で否定出来るか!?2)thunder crap headacheの鑑別以外でヤバい頭痛 VS プライマリー ≒new headache and/or 神経症状 VS old headache ※old かnew かの区別 3)片頭痛 VS 緊張性頭痛 時々群発 4)熱を伴うときの、、熱が原因 VS ウィルス性髄膜炎 VS 細菌性髄膜炎 時々副鼻腔炎もっとどきどき頭の膿瘍、血管炎、膠原病
5)突然発症なのにプライマリ.
thunder crap headacheの鑑別は、しっかりと身に付けておく。1時間以内に発症した頭痛であればこの鑑別を全て否定する位の気構えで挑む。それぞれの疾患に病歴のみでどこまでそれらしいか?少なくとも3段階くらいにまとめておくと考えやすい。
3SAHは40才以上で突然発症ならすでに否定できないが、人生最悪の頭痛が加わるとCTが陰性でも否定しないと決めておく。②40才以上で突然発症だが、今はわりかし問題ない血圧がもともと高くないヒトが今高ければ、CTで正常でも迷う。①40才以上で突然発症いま痛みがなくて、血圧が正常ならCTで否定。40才未満で突然発症、人生最悪でなければ、CTが正常なら否定。40才未満で否定できる場合はオタワルールで考える。などというように自分自身の診断基準をある程度決めておくと緊急時の対応も早くなるし医師人生がある種のスタディになる。もしかするともっと大人数で行ったスタディよりも診断に寄与するかもしれない。ただこの場合患者や家族の理解度もどうしても考慮にはいってくるし、つまりCTがないところで同じことが言える。そして平行してもう少し頻度の低いでも致死的な疾患の鑑別を行っていくわけだが、CVTはMRVが必要であるし、CRVSは初期には診断が難しい。CT MRI MRAまで施行したとしても、否定出来ていないことを念頭にフォローすべきであるし、両側の出血があったり、CTでわかる場合はよいが、どちらもハッキリしないとき、MRVまで撮影するかどうか、技師さんのやる気も含めて考慮する必要がある。また、若めでSAHは否定なのに症状が進行する場合はCRVSを疑うが、MRAを再検することが必要になる。
下垂体卒中はCTでまず除外できる、し低脊髄圧症はおおよそ病歴で診断がつく。
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