選挙

良い独裁者ならば、よい世の中になる。というのが幻想ならば、投票で選んだヒトならば国民のための政治をしてくれる。というのも幻想なのかもしれない。

おそらくこの世には、私欲もなく、常識的で何が人々のためによいかを一生懸命考えることができるヒトが多くいることだろうが、こと政治家はもしくは政治家になると、そう思えるヒトがなかなかいない。政治家は、国民の信頼がない方がやりやすいくて、わざとそう振舞っているかと思うほどだ。

誰が見ても幼稚な議論を堂々と行なっていたりする。まさか本当に幼稚なヒトなのではあるまいな。また、そうだとしても、それを曝け出すのが自分の損にならないのだろうか？

理論をしっかり持っていれば議論に解答がでる。それが困るので、のらりくらりとすることで、うやむやし、それによって自分達の好きなようにしようというのだろうか？

選挙の票あつめとはその人の行動や人格とはまた別のところにあるように見える。

自分のような庶民にはそもそも選挙になぜそんなにお金が必要なのかがわからない。