第16回くらい大船GIMカンファレンスへ行ってきました [カンファレンス]
第16回くらい大船GIMカンファレンス行ってきました。
これは僕の好きな勉強会で、いつも出来るだけ行くようにしています。決してゼブラ自慢ではなく、疾患を実際に臨床現場で考えるのと同じ手順でみんなで知識と知恵を出し合うというものです。
最初の須藤先生の以下の前置きからはじまりました。
存在する限りはしゃべれ.「上野千鶴子」症例として取り上げられた瞬間に特別な症例であることが,予想される何を聞くのか?どの所見を探すのか?を決めることが実は一番重要
一時期優秀な方が来すぎて、すぐに診断名を当てられるということからか、診断の当て合い、そしてそれをどう、かわすかのようになっていたことがありましたが、昨日久々にいったら、発表内容も進行もその点が是正されており、本当に臨床現場の中で考えている気分になりました。そしてロジカルに考えれば、必ず診断にたどり着くという質のよいものでした。
症例からも、出席者や演者、司会者から多くの事を学びました。
2例とも最初から課程診断の1番にあったものが最後まで残ったというのも、自分の中でこれからやっていくうえでの安心材料となりました。
それから、これからも一人一人をしっかり診ていこうなんて思いをまた新たにしました。
再確認したこと、、
いろいろやってもわからない発熱は 結核 か リンパ腫
悪性疾患は重症度のわりに凝固異常が先にくる
(この2つはエビデンスはありません)前医の診断をうのみにするな
アベイラビチティー ヒューリスティックにはまるな
ラボに振り回されるな
教わったこと
栗粒結核
でも悪寒戦慄がくることがある でもARDSになる QFT日本では3rd をクウオンティフェロンTBゴールド
感度93% 特異度98.8% Mycotic aneurysm 黄色ぶどう球菌の肺炎が鑑別
そのほか 汎血球減少 気胸 PCPだけではない. 胃液スメアの感度が100%??!!
不明熱カテゴリーを決めて検査を進める?
(治療可能なものとも考えられる)
血液内科医のほうがマルクの敷居が高い?
不明熱のヒント(Cunha) フェリチンが2倍の感染症はいない? α1α2が高い感染症ない?
浮腫
若い女性に好酸球性浮腫 心肝腎糖内分泌 老人 RS3PE リウマチ
などなど、、お疲れ様でした。。
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