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回診中ミニレクチャー [アツギマニュアル]

??.JPG●なぜ心不全の時にによくDECONPENSATIONという言葉が使われるのか?
●どのような人がどのような原因と誘因で代償不全を起こすのか知っていればおのずと心不全の診断はつけることができる。
●もっとも大切なことはその場で特異的な治療を必要とするものを見逃さないことである。

心不全の病歴聴取で重要な情報の取り方とその裏にあるもの。

病歴: 症状が心不全に特異的な症状と原因(誘引)を推察できる症状と、 severityをあらわす症状にわけて考える。

特異的症状:起座呼吸やPND 浮腫み、起座呼吸を定量的に表現できるか?枕を何個使っているかという表現が古典的にある。
PNDは実際にはあまり経験しない。

原因となるもの:IHDが原因の心不全の原因としてはpomp failure 乳頭筋不全 でおこるMR(実はこれは乳頭筋自体の虚血ではないという説がある)急性中隔欠損(心不全で大きな雑音を聴いた時これを疑う)またfree wall ruptureは高齢の女性に多く、MIが起こってから数日で起こることが多い。 こちらは左心不全というより右心不全で発症する。
乳頭筋断裂というものもある。
また心筋炎などもまれではあるが要注意。
高齢者と糖尿病は胸痛が非特異的もしくは症状がないので注意!!

誘引:としては食生活の変化、なんらかの感染、不整脈(心房細動など)輸液 薬剤など医原性もある。服薬わすれ 甲状腺など、、

では慢性心不全の原因にはなにがあるか?
心筋症 OMI 弁膜症 ベリベリ などを考える。

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