総合医が専門医の中で働くこと [医療]
日本の場合は専門医が大半を占めており逆に総合医が異質な存在ではありますが、実際ほとんどの専門医が総合的な診療もしているというのが事実だと思います。そして、そうでないと日本の医療は成り立っていないというのが事実だと思います。
しかし専門的思考と総合医的思考は違う傾向もあります。
例えば総合医の方が物事を確率的に考える傾向があります専門医は個人を中心に考える傾向があります。つまり、総合医は非常に確率の低いものは最悪を落とすと言う可能性も受け入れて診療している面があります。
専門医の責任としてまた日本の日本人の特性としてまれな出来事でも起こった出来事に重点を置いて考える傾向があります。
では自分は総合医としてどのような貢献をこの病院できるでしょうか?
外来救急入院そしてなんらかの委員会でしょうか。ただ純粋に守備範囲と聞かれても実は自分自身にもよくわかっていないですし、それをみなさんに押しつけるわけにも行き間sン。いちど院長に呼び出されて専門性のあるものを抱え込まないようにと釘を刺されましたが、その辺の判断も自分自身で勝手に行っているものでありそれぞれの専門の先生とコンセンサスを図っているわけではありません。
もしも自分がもっと若輩者であったら今みたいな状況で仕事をこなすことができなかったかもしれません。
ではどういう貢献が1番上とって病院にとって良く、自分自身も平穏に仕事を進められるのでしょうか?
もし私が5人いればかなりの有益な貢献ができると思います。つまり自分たちで見ることができる患者は自分たちで見るとすると外来入院ともにかなり多くの患者さんを見て専門の先生方の負担の軽減を図ることのできるのではないかと思うのですが、そうなってくるとますます専門医の先生方の専門性がより狭まりそこに歯止めがきかなくなって専門性のあるものでもみたくないものは総合でということも起こりえます。この病院がということではなく、私自身が経験してきたことです。
今まで自分は93年から2013年までの20年間のうち、後半の10年間はルーズwinでやってきたように思います2014年からはwin winで働けるようになりおそらく今後も若いころのような働きをする事はできない体になっているのではないかと思っています。
というわけでこれからWIN WINを模索していくことになりそうです。
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