賛成も反対もしない。

批判はその人の原則からするものである。信じるものがあるから何かのために、少しでも変わらないかと批判する。変わらないのがわかっているのであれば批判はなんのためかわからなくなる。

ついに東京オリンピックが開幕する。へんな感情に突き動かされて、アスリートにやめてくれと頼んだ人。オリンピックなどやってる場合じゃないと言っている人。なにがなんでもやると言っていた人。みんなソフトボールで女子がコールド勝ちを、聞いてやっぱりホッとする。そのホッとした中にもどこかでクラスターが発生すればしゃかりきに声を荒げる人がいるのだろう。スポーツのこの力は、どのように今の世界に作用するのだろう？自分は賛成とか反対とか言わないことを卑怯とは思わない。それほど知識も正確な情報も持っていないからだ。そしてやっぱりアスリートを応援し、勝てばなぜかうれしい体験をするのだろう。