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評価とは [医療]

これもかれも数字で評価されてきた人がはびこる世界だからこうなるのだろうか?(ちなみに今の病院はそういう面が非常に少なくて生きやすい、ただし実際どのように評価されているかは不明)


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数で評価すると(時間がかかる、手間がかかる、利益が少ないような効率の悪い仕事)は避けられる傾向になってしまう。そもそも医療とは効率の悪い仕事である。自分たちは単に診断名や治療を売っている仕事をしているのではない。数字にでない、目に見えない結果の方がずっと大切なこともある。また目に見えないものがマイナス方向に目に見えてしまうこともある。そもそ自分達医師は評価される必要があるのだろうか?また、誰に評価されることが最も異議のある結果なのだろうか?10年以上前のことになるが、研修医の評価で高得点を挙げるものはCo-Mecicalや看護師の都合を優先するものだった。自分はその時患者さんに評価してもらったら?と考えていた。そのマネージがだめかどうかがわからない。というのは職場に異職種の人たちが評価するのも同じことである。また、上級医が研修医を評価するのもその逆も日本ではほとんど機能していないのが事実である。いちどまじめに評価したらその研修医から二年間ほとんど口をきいてもらえなかったという経験もある。(そもそも誰が評価したらわかるようなシステムが問題であったが)それぞれがコミュニケション能力、それも対異職種、対患者など、細かくわけてそれぞれを評価する能力のあるひとが評価するというのがよいように思う。因みに上級医はバカにたいに細かく知識や技術をチェックするようなノルマがあるが、それほどの経験をしていないので、記入できない。そして最初の話題にもどるが、その中でも医療者としてもっとも自分達(自分)が価値をおかないところの数で評価するような病院はやはりよい病院として成長していかないだろうと思う。これもかれも数字で評価されてきた人がはびこる世界だからこうなるのだろうか?

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