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スポーツと音楽(NHK特集を観て) [つれづれ]

「歌手になりたい」などと言えばたいていの親は「そんな不安定な職業はやめなさい。」とか「つぶしがきかない。」という理由で反対するように思います。


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砧公園

それはたいていの場合、成功するとは限らないというその小さい確率に子供を賭けさせたくないということ。では成功とはなんだろう。それでメシが食えること。なのだろうが、実際売れに売れたヒトには多額の利益がついてくる。その恩恵を多くの人が受ける。だから企業がお金をかける。そう、見返りのあるひとへの投資の対象として歌を作る人や歌うヒトがあるように思われる。実際F1レーサーである佐藤琢磨には多くの支援が集まり、現在インディーで走り続けることができ、パナソニックやNGKなどのスポンサーがついているのに対して、素行も顔も劣る小林可夢偉はおそらく力はタクちゃんと同等かそれ以上にもかかわらず、現在鳴かず飛ばずのように見える。(個人的な印象ではあるが)レースというものはスポーツであるように見えて、お金が絡んで複雑なことになっている。自分がその、スポーツをやっていた時には想像できないようなことだ。JOCに出たときに少しでもメーカーの宣伝になるようなものは制限を受け、靴のナイキのマークにはガムテープを貼らされた。アマチュアは純粋にスポーツをするためそれ以外のものスポーツによって利益が得られるなどということがあればそれはアマチュアではない。と思われていたし実際自分もそう考えていた。おそらく、おそらくではあるがそれがスポーツの本来の姿なのだろう。しかしオリンピックをはじめとする大きな大会に企業がからみ、勝つためには生活が出来ないとだめで、仕事しながらでは不利。なので企業とのWinWin の関係が生まれてきたのだろう。で、音楽にせよスポーツにせよ、コロナ危機はその後から生まれたWinWinの部分が危機なのだろう。多くの人々を吸い込んで巨大化したものがこれからどのようになっていくのか、自分はほとんどライブにも行かないし、スポーツで声援も受けたことがない。ただ家で聞いて観て楽しむスポーツも自分のために楽しむ。だからその原点でよいのではなんて思うのだけど、、多くの人の犠牲が強いられるのでむずかしいのだろうなと想像する。

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