HONDAがレベル3を発売するという。

HONDAがレベル3を発売するという。本当にレベル３以上を受け入れることができるのだろうか？

 

 

じぶんはiphoneが出る前からpalmを愛用していたし、親指シフトやひらがな入力と迷う頃にローマ字入力に決めた。つまりどちらというと生まれ年よりは進歩的なのではないかと自負しているが、自動運転の考え方にはまだついていけない感をもっている。

自動運転とは「その」車にとって100％安全ではないが統計的には劇的に事故で死亡するひとが減るというやつ。

これは、頭痛のヒトに完全に否定はできないが、（たとえばオタワルールに引っかからなければ）統計的にはくも膜下出血の可能性は非常に低い、だからCTは不要。に非常によく似ている気がする。

もしこんな説明をしたら、「自分に可能性があるのならCTを願いします。」というのが人情である。

まあワクチン問題にも似ているのではないだろうか？はしかを「いのちさだめ」と呼び、自然を受け入れてきた日本人がワクチンという人工的なものに殺されることを拒否したという歴史もある。

そしてコロナ/PCRの状況はどうだろう？やはり個人を考えてマス的な考えをなかなか立てようとはしないところを見ても日本人に限らず、ヒトを数として扱うのはあまり得意でないという意識のもとに、自動運転が受けいられるとは思えない。しかも事故が起こった時責任の所在について多いに揉めるだろう。馬から始まって飛行機へ、リスクと引き換えに便利さを取り入れてきたように、新しい世代はこれを受け入れていくのだろうか？

映画「マイノリティリポート」では結局犯罪を事前に予測することを人類が拒否するという結果になっている。