一夜の大事件

大事件が起こった。なんと算数の宿題を２０ページ以上わすれ続けていることが発覚したのだ！。

 

昨夜は大河を見終わったあと長女と一緒に明日の準備をしていたところ。連絡帳に書かれている算数ドリルというものがなく、一緒に探していた。見つかった時に長女が告白。ずっと先生には明日持ってくると言い続けていたらしい。

２カ月以上も学校にも家にもうそを言い続けていたという、ちょっと信じられないようなできごただし、学校は学校でひとこと親に告げないものなのかという疑問もあり、本当に怒った。

長女が生まれてからこれほど怒ったことはないほど怒った。

「来年も一年生をやれ」と本気で思ったほどだ。

９時15分ころから初めて明日の朝までにこの20日分の宿題をやるぞ！朝まで寝るな！と起こり、スタートしたが最初の１時間１問も進まない。チラチラこちらを見たり、グズグズ泣きはじめたりしたが、全く無視して、でも本気で朝までつきあうつもりでみていた。（明日当直だけど）１時間半ほどしてこれは本当に頼れないとおもったのか本気で問題を解き初め、12時半ころには5ページほど進んだ。

なんどもハグをしてよく頑張った。ずっと胸につかえていたものがとれてすっきりしただろう？と促すと、すっきりした顔で頷いた。

明日はドリルが見つかったことを先生に告げ、がんばって追いつくようにする。と約束するといってくれた。

自分があんなに怒ったことの是非はもう自分に問わないが、最後の笑顔は嘘のないそしてこの大事件からのお仕置き的なものをネガティブにとらえていないことの証明だと感じている。自分の犯したことは自分で責任を取る。ということがわかってくれたかどうかはわからなかったが、これ以上うそをつかなくてよかったこと、３時間半も机にじっとすわって鉛筆を持ったのは生まれてはじめてで、この経験が自信になってくれればと思う。ひとつだけ解せなかったことは、この大事件に対しての妻のびっくりするほどの無関心かな。（笑）