SSブログ

MICについての補足 [アツギマニュアル]

MICについて、、

単純にMICを指標にして低ければ、薬剤が効く、高ければ効かないということで単純に適応を決定することは出来ません。抗生剤を使う意味(シナジ−として使ったり)PK-PDの特性。ほかに抗菌剤がない場合。菌耐性耐性になりやすい因子を持っていたり、といろいろなファクタ-が関与してきます。

実際当院では培養の結果が帰るまで、1週間近くかかり、実際はグラム染色とエンピリックな思考を組み合わせて、そして何よりも経過を観察することで感染症治療を行っており、MICTDMは使用するとしても思考の中の1部であり、むしろこの周辺での耐性の進行具合などを見るのに使うのが有効かと考えています。


カンファレンス.JPG


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。