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早期胃癌研究会に行ってきました。 [つれづれ]

いまここにいる患者さんは世界でただ一人、症例としても世界にたった一例。いろんな知恵を持ち寄ってもああでもないこうでもない。。。議論はつきません。その一方でこういう場合はこう診断をつけて、こうやればうまくいくのだ。なんて考え方もあります。さて、とちらが患者さんにとってよいのでしょうか?どちらが医療として正しいのでしょうか?
前者はオーダーメイド的な考えで各々個別に対応できますが、個人の経験が大きくなり、また、ディスカッションしても正しいことが、声の大きさや権威で決まってしまう危険があります。後者は医療者の意見統一がしやすく、今までの人類の知恵が一つの正答として、用意されることもあります。
これらはどちらも正しい方法であり、医療とは自然を扱う仕事ですから、いろんな方法を駆使しながら一番正解に近いこと、(一番患者によいこと)をひねり出しているのです。
誰かの歌じゃないけれど、答えはいつも患者の中にあるのです。

神経内科身体所見の教育風景
神経身体所見.jpg

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