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人にみせるものではないけれど [今日の出来事]

過程を残しておこう。

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「娘の不可解なメモ」

●先週○○先生と話して以来、いま自分でもわかるくらい抑うつ傾向にあります。

SMC、JS内科をまとめるということでこの仕事を引き受けたつもりでした、同じ教育をするにしても体制によって出来ることが大きく違ってくることは町先生には賛同いただけると思うのですが、その体制に関して私の関与は許されないことがわかりました。

 

これでは、私の中でHMEPに参加する意義は半減します。また、あのような上司と仕事をするにあたって自分の精神が持つか自信がありません。

 

 

■率直な意見を伝えていただきありがとうございます。

どういう状況なのか、「体制に関してMatsuの関与が許されない」というのは具体的にどういうことなのか、まだ分からないので何も確約できませんが、一つ言えることは内科診療全般のトップは岡崎先生ですが、内科教育の責任者としてMatsuを採用してもらい院内呼称であっても総合内科部長を約束してくれた訳ですから、Matsuには責務とともに権限(特に教育に関係する診療や体制)があるべきです。

 

具体的に○○先生の意向や院長の意向などMeetingをしたいです。

Matsuの理解する体制・権限とSMCの状況を我々が理解したうえで、私とで院長・○○先生と協議交渉し、Matsuが抑うつ状態でない環境で4月から来てもらうようにベストを尽くします。

□先生が2年前に来た時も同様でしたが、実際の現場が始まってからお互い歩み寄り体制を構築する必要があると思います;またそのためにはまず始動しJrSr・HMEP側が実績を積み上げていく必要はあります。SMC/○○先生が我々がいないと内科体制が構築できない、回らないということが分かったら当然我々・Matsuの関与を承諾するようになります。

 

●先生のおっしゃること、よくわかります。

しかし、○○先生と私の確執は決定的です。今まで、内科新体制について私には相談はありませんでしたので、廊下で質問し、少し意見を言っただけで完全にシャットアウトされた上に「嫌なら来るな!」と非常強い口調で怒鳴り、その場を去り自室に帰っていかれました。私は何を怒っているのか追いかけて聞きましたが、取り合っていただけませんでした。

 

話しの内容はともかく、とてもひとりの人としての扱いではありませんでしたし、話しあう以前に話しを聞く気はないようでした。とにかく自分の思うようにJSレジデントを使いたいようです。

わたしは彼との関係を築くことは全く想像出来ませんし、言いなりになることもできません。

 

SMCでレジデントの皆さんと楽しく仕事をできるかと色々頭の中試行してきましたが、どうやら、簡単ではなく、自分がこれから犠牲にしようとするものより価値があるものではないと考えるようになりました。

すみません。外からは決して見えないSMCの状態は私の想像をまだ超えるもののようです。

 

■状況は分かりましたが、我々もJSレジデントをいいように使われて本来の教育が出来ない体制は受け入れられません。

その意味でも岡崎先生と中野院長と相談交渉します。端的に言えばMatsuを教育の責任者として権限を持たせてもらえないとJSレジデントのリクルートは不可能になるということを明確に伝えます。

 

●ご心配かけて申し訳ありません。

 

だいぶ頭の整理がついてきました。自分は(前半の失敗の反省から)人生の後半は家族を優先して過ごすという自分の誓い忠実に生きようと思います。

乗りかかった船から中途半端に降りることが悔しくて、しがみついていましたが、やはり三島は遠く、遠いからといってそれに甘えることもできないし、人数が増えたからといって家族との時間が確保できるわけではないことに今更ながら気付かされました。

自分は京都に住んでいたのですが中学の時、滋賀県という離れた場所に入院もある医院を開業した父を不可解に思った自分を思い出しました。

「なにかあった時にすぐに駆けつけられる者が主治医」という考え方は古いかもしれませんが子供の頃の自分にまで軽蔑されたくはありません。

患者中心のジェネラリズムを伝えるという自分に課した使命も自分が本気で医療に身を投じないと伝わらないということもわかっているつもりです。

○○先生との一件でこのお話は「静岡と決まった時点でお断りするべきであった」ことに気づかされました。ある意味感謝です。ただ、常勤になると決定することでいろんな方の本心や体制の本質をみることができたことも事実です。

今後は○○(も遠いので外来のみの常勤をさせてもらうか、近くの病院を探します)残念ですがSMCとの契約は外来を含めてご破算にいたします。

今までありがとうございました。そして申し訳ありませんでした。そしてわがままをお許しいただきありがとうございます。

 

■Matsuの決断ですのでそれを尊重します。

私はまだお互いの誤解など解消できること(話し合えばわかること)を願っておりましたが、(家庭を最優先されたいというMatsuの気持ちを考慮すると)これ以上MatsuやSMCと協議しても解決できそうもありませんね。

MatsuからSMCには退職のことを伝えると思いますが、JrSr、HMEP-SMC側で公表してもよろしいでしょうか?皆残念がると思いますが、4月からの体制を整える上で早めに知らせたいです。

一つだけ最後のお願いですが、Matsuの折角の教育能力を今後もお借りしたく、

・HMEP Zoom Classは今後も講師をお願いします。

・週1回だけでもZoomでSMCの学生(JSレジデント)にMatsuのPBLなど教育をしていただけませんか?

以上、もう一回お手数ですが確認のためにご返事お願い致します。

Matsuには長年苦労を掛け、その中で最大限JrSr、HMEP-SMCの教育に尽力下さり、感謝いたします。

今後、ご家庭を大事にしつつも、後輩のために教育をしてあげて下さい。

 

●先生先生ありがとうございます。

私は先生のようなキャリアを持ちながら絶え間ないパッションとそして人に対する思いやり、謙虚さを併せ持っている人他に知りません。

少しの間でも先生と一緒に仕事できた事は私の人生の大きな宝物となりました。これからは、先生が私にロールモデルとして残していただいたものと共に生きることになるのでしょう。

本当にありがとうございました。

・公表については問題ありません。□先生にも先ほどメイルしました。

・HEMEPレクチャーは、全力を、尽くします。

・SMCレクチャーに関しては大屋先生と、協議してお決めいたどたけたらと思います。

 

▲ 臨海病院から静岡医療センターの件を含めて、JrSrとして大変申し訳なく思っております。

 静岡医療センターについては、町先生の年齢を加味し、また各大学には既に契約に近い段階まで話が進んでいたため

 種々の問題点はあったものの、聖マリや中野院長の積極的なご支援もあり見切り発車しております。

 そのため静岡医療センター側が有利な契約になり、JrSr関係者にはご迷惑をおかけし申し訳ありません。

 ただ静岡医療センター側がなんと言おうと松下先生や大屋先生のご努力の結果、JSメンバーや学生さんからは高評価を得ており、

 非常にうれしく思っております。

  先日先生から指摘を受けました院内の研修体制に関しては、JrSrメンバーを守るために根気よく静岡医療センター側と

 交渉して行きます。 今後とも先生のご支援宜しくお願いします。

 

●△先生

暖かいお言葉ありがとうございます。

私は私なりに、自分の原則、自分の優先順位に則って生きていきたいと考えています。

優先順位が崩れた原因は職場が遠かったことが私なりの結論ですが、私が目指したものがSMCでは障壁が多すぎる事ももう一つの理由です。これからは、ただ辛そうなことから逃げたのではないことを自分自身に証明するために、自問自答していくことになり、そのことがより自分自身の迷いを正してくれる気がします。

臨海病院が買収できなかったこと、プロジェクトがSMCになったことは、私にとって運が悪かったとしか言えませんが、JSプログラムの集客力には驚いており、病院の雰囲気も少しずつ変わってきています。

実質は静岡がんセンターが証明するように、場所ではないはずなので、近い将来SMCがアメリカへの登竜門および学生実習のメッカになり、大学病院に風穴をつけていくのを楽しみにしております。そして卒業生が更に帰国して、和を広げていくことでしょう。

 

P.S.内科に関して学生の評価が高いのは井口先生のおかげだと思います。


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