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おもしろい?

 昨日たまたま見た医療のドラマでイケメン先生が最後に今日の症例がおもしろかったと、、意味ありげに発言していました。そばにいた女医さんの表情から、negativeな台詞として書かれたものと感じましたが、一般の人は、病院内でこのようなことばが普通に使われているのをご存知だろうか?きっと驚かれると思う。

もちろん患者さんはみな平等であり、平等に直すのですが、我々は常に未知の疾患に遭遇する恐れにさらされているのです。

むずかしい症例をなんなくこなすためにたくさん経験をする必要があるのです。

むしろ興味がないのは簡単に直せる症例なのかもしれません。

しかし、患者側からすれば、自分は医師にとって興味のある症例なのかそうでもないものなのかそんな目でみられていること自体が想像つかないのではないでしょうか?

病院は患者さんのために作られたのです。決して患者を選んだりはしないと、心に決めてこれまでやってきましたし、これからもこれだけは変わりません。

でもそれとは別に自分の中の科学者的な部分が、ときおりうずくのを、罪の意識とともに感じることがあります。 

懺悔です、、

おもしろい.jpg


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コメント 1

桂師匠

初めてコメントします。
私はちょうど1年前に死にかけました。しかし、先生方の適切な判断により命拾いしました。
今思うと、貴重な?おもしろい?症例だったのかもしれないですね。
今までそんな風には思いませんでしたが…
罪の意識、感じることなんてないんじゃないですかね。
色々と思う患者さんはいるかもしれませんが、最低でも私はそう思います。
by 桂師匠 (2008-07-06 00:52) 

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