総合内科などというカテゴリーで
このまま開業などしていたら、よかったのかもしれないが、年をますごとに、病院勤めは難しくなっていく。誰かの下働きができなくなってくるというところが残念ながら大きい。
高齢者を診るのは難しいけれど、学会発表などには向かない。価値の低い患者などとみられる可能性がある。自分的には価値などないというスタンスで生きていてるのだが、価値がないと捨てられた患者の需要に供給が追いつかないのが今の日本の状況。そのあたりが解決されない限り日本での総合医の発展はありえないと考えている。ではそんななか自分はどのように振る舞うことで病院の一員として認められるようになるのだろうか?便利な存在になり切ることはできるかもしれないが、1人の人間としてできる仕事は限られており、家族というプライオリティも今はある。誰かの演説にあった「だまってはなしを聞け!」というやつかも知れない。ただ従うのでもなく、言い張るのでもなく、どこまで自分ができるのかをその環境の中で考えていくことが自分の存在価値となるのだろうと、言葉でいうのは簡単である。
2021-03-23 19:32
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