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有名な感染症の先生

7/9になりますが、有名な感染症の先生が来られて15時からたっぷり2時間講義をしてくださいました。
彼はいわばカリスマ的な存在であり、日本の感染症治療を変えていく存在です。
僕自身は彼のおっ師匠さんに感染症の基礎を叩き込まれたので、同じ方向性です。ただ、同じ事を言っても感染症のカリスマがいうのと、いち総合内科医がいうのでは影響力がかなり違います。この分野ほど、いろいろなやり方がまかり通っている分野はないから、よけいにカリスマ力が必要なのです。
青木先生.jpg
講義の中で特に気になった内容です。
抗生剤  カルバペネム    すべての細菌をカバーできるようなシチュエーションがあるのか? めったにない=そんなに使う場面はないはず
ESBL   Ecoli  Klleb   Proteusに最近出て来ている。
Acinetobacter  かなりの耐性sensitiveにだまされてはいけない。
staph アンピシリンだめ SBT効く
Ecoli アンピシリン半分が耐性 SBT効く
クレブ 生まれつきペニシリナーゼを産生している。アンピシリンだめ SBT効く
Bacteroides もユナシン アンピシリン全滅 とっておくとよい。
モノバクタム 系 アザクタムは耐性出来やすい? モダシンと交差反応あり注意が必要
病院での誤嚥ならnegative rodカバー必要 Ecoliの感染もあり得るということ?
anaerobe preservation 嫌気性菌を温存した方が、生体にはよいということ
歯のない人が肺膿瘍を作ればそれは 肺ガンである。(Dr.ティアニーのことば)
腸球菌 アミノグルコシド 必須 単剤では直せない
GM腸球菌がsensitiveかどうかは腸球菌用の測定法が確認する必要あり
腸球菌濃度でダメなのか?共倒れしない 
アミカシン 結核にきく
ストマイ:マクロファージは酸性 空洞病変はアルカリ。だからストマイが効く
肝臓にもやさしい
 誤嚥性肺炎
Hful ABPC やく半分が耐性
MRSA ほんとはR
steriphomonas  中年男性にアキレス腱断裂 に副作用あり
市中のMRSA は病院のものとは違う ベータラクタムのみ ダメ
細胞性免疫不全の人におこしてくる病原菌
Listeria Legionella Mycobacteria TB Nocargia Salmonella
 PCP Aspergillus Cryptococcus Toxoplasma gondii
Strongyloides  Cryptosporidium  Isospora beli
Herpes virus
 以上講義全体の1/10程度でした



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