逆戻り

しつけは社会を教えること、学校に教科書を忘れていくことを寛容できるほどﾓﾝﾃｯｿｰﾘではない。

今日は長女の父兄参観だった。楽しそうにやっていたらしくそれはよかったのだが、どうやら国語の教科書を忘れていたらしい、それにも関わらず、隣の人に見せてもらっていなかったという。そしてその理由はその男の子が厳しくて、みせてというと怒るからということらしい。以前は準備に死ぬほど時間がかかった上にできていなかったので、一緒にやっていたが父がやってしまう訳でもなく、あれは？これは？と聞かれるのがめんどくさいのだろうか、最近は学校の準備出来てるの？ときくと「大丈夫！できてる」というので任せっきりになっていた。そんななかにも一抹の不安はあったのだが、その不安はもっと早くなんとかすべきだったのかもしれない。というのはどうやら国語の教科書はこの１０日間なくしていたということらしいのだ、しかもそんなことをけろっと言ってのける。そりゃあとなりの子供も怒るわ。という話しではないか。それを気にもかけていない様子が無性に腹が立った。なに？自己肯定感がうしなわれるから怒っちゃダメって？しかしみずからはこれはいけないことと自覚するまで人に迷惑かけてもよくて、しかもそれが平気であることを黙認しろということか？腹がたっていて、それから選択を考えたが、やはり叱ることにした、怒りを隠せはしなかったが、まかせてではなく、今日から以前やっていたようにしっかり鞄のものを一旦全部だして、父が作った紙に逆戻りしてもらうことにした。自覚を待つのもよいが叱ってやる間は形だけでも整えることも必要だと思う。